粉ミルクを買おう!と思った時、たくさんの種類にどれを選んでよいのかわからない方も多いのではないでしょうか?
最近は粉タイプだけではなく、個装になったスティックタイプやキューブのタイプもあります。
大きくなるとフォローアップミルクに変えるというご家庭もあります。
ママが自分の生活や赤ちゃんにあったミルクの選べるように!まとめて比較をしたのでミルク選びの参考にしてくださいね。
粉ミルクの作り方と注意点!必要リストとすばやく作る便利グッズも
目次
粉ミルクの基本知識
粉ミルクは何でできている?
粉ミルクの主成分は牛乳でできていますが、牛乳そのままではなく、人間の赤ちゃんに必要な栄養素を再配合する形で作られています。
成分の量や配合は厚生労働省で「乳児用調製粉乳の成分組成と表示の許可基準」という基準によって決められていますので、国内のものであればどれも安心して飲ませることができます。
この基本成分以外にもミルクの種類によってはオリゴ糖やβ‐カロテンなど、母乳を参考にした成分が入ったものもあります。
体質や赤ちゃん自身の好みもありますので、サンプルで試してみたり、助産師さんと相談するのがおすすめです。
普通のミルクとフォローアップって何が違うの?
普通の粉ミルクは主食である母乳の変わりとして、赤ちゃんの成長に必要なものですが、フォローアップミルクは離乳食の補助として使うもので、牛乳を赤ちゃん向けに作ったものです。
そのため、フォローアップミルクを普通の粉ミルクとして使うことはできず、3回食になる9ヶ月頃から使用できるものが多いです。
※普通のミルクやフォローアップミルクには必ず対象月齢が書かれていますので、購入の際には必ずチェックをお願いします。
逆にフォローアップミルク期に普通の粉ミルクを使うことは問題ありません。
通常、普通の粉ミルクよりフォローアップミルクの方が安価ですので、対象月齢になった際には検討してみてくださいね。
缶、スティック、キューブ、どれがいい?
缶タイプのメリット、デメリット
メリット
缶タイプは他のタイプに比べて安価です。
なお、箱につめかえるタイプはさらに安価になります。毎日家で使う場合はこの詰め替えタイプが特におすすめ。
デメリット
調乳の際、粉が飛び散りやすい。
外出の際、持ち運びがしにくい。
開封後は早めに使う必要がある。
まとめ
一番安価ですが持ち運びに不便な面もあります。
開封後は早めに使う必要があるため、毎日使う方におすすめです。
スティックタイプのメリット、デメリット
メリット
持ち運びに便利。
100mlや200mlなど、スティックにぴったりな量を飲む場合は計らずに開けて入れるだけでよい。
デメリット
中途半場な量を作りたい時に正確に計ることができない。
例えば、160ml作りたい場合、一本100mlのスティックを2本使う必要があるが、半端な60mlを計りにくい。
まとめ
外出時の携帯に便利なタイプです。お出かけにぜひ。
キューブタイプのメリットデメリット
メリット
持ち運びしやすい。
軽量スプーンなしでも20mlごとに計りやすい。
個装を開けても1週間以内であれば使用できる。
個装が未開封であれば長期保存が可能。
何個キューブを入れたかが一目でわかる。
デメリット
価格が割高。
作るたびにゴミがでる。
まとめ
こなタイプに比べ割高ですが、持ち運びや保存に優れています。
混合育児や、外出時や誰かに預ける場合はミルクにする、という方に最適です。
各ミルクの値段比較
ミルク | 内容量 | Amazon価格 2017/12/22日 | 100mlの値段 | Amazon定期便価格 2017/12/22日 |
---|---|---|---|---|
はぐくみ | 810g | ¥2,464 | 約40円 | ¥2,340 |
はぐくみ エコらくパックめかえ用 800g(400g×2袋)×2箱 | 1600g | ¥4,061 | 約33円 | ¥3,858 |
和光堂 はいはい | 810g | ¥1,845 | 約28円 | ¥1,753 |
ビーンスタークすこやか | 800g | ¥2,462 | 約40円 | ¥4,402(一缶あたり¥2,201) 定期便は800g×2個セットのみ |
雪印メグミルクぴゅあ | 820g | ¥1,583 | 約25円 最安! | ¥1,504 |
明治ほほえみらくらくキューブ | 27g×48袋 | ¥3,980 | 約41円 | ¥3,781 |
種類詳細リスト
缶タイプ
森永はぐくみ
基本要素に加え、母乳に近づけるいくつかの成分が追加されています。
例えば、母乳に含まれるオリゴ糖。ビフィズス菌を増やす働きがあるとされ、病気やアレルギーから赤ちゃんを守ることに役立ちます。
また、初乳の成分多く含まれるラクトフェリン、脳の発達に重要なDHAとアラキドン酸なども入っており、赤ちゃんの成長を助けます。
こちらには詰め替えもあります。詰め替えは缶に比べゴミも出にくいのでたくさん使うママにはおすすめです。
和光堂 レーベンスミルク はいはい
和光堂は長年の母乳研究をしています。
そんな和光堂でつくられたミルクは乳児栄養の知識にもとづき、成分バランスを母乳に近づけたミルクです。
初乳中に含まれるラクトフェリン、赤ちゃんの発育に大切なDHA・アラキドン酸、母乳を参考にしたガラクトオリゴが含まれています。
ビーンスタークすこやか
50年以上の母乳研究から生み出されたミルク。
リボ核酸、オリゴ糖、シアル酸などの母乳成分を配合。
徹底的な衛生管理と品質管理が行われている安心のミルクです。
雪印メグミルクぴゅあ
母乳の成分や機能に着目し開発されたのが>雪印メグミルクぴゅあです。
母乳を参考にたんぱく質成分や脂質成分、ビタミン・ミネラルを調整。
それに加え乳児の健康維持に大切なドコサヘキサエン酸やオリゴ糖、ラクトアドヘリン、ヌクレオチドなど母乳に含まれる成分を配合したミルクです。
スティックタイプ
キューブタイプ
明治 ほほえみ らくらくキューブ
日本で唯一、アラキドン酸(ARA)、DHAの両方を母乳の範囲まで配合してることが特徴。
キューブタイプは明治しかありません。
液体ミルク
液体ミルクは2022年1月11日現在で2種類しかありません液体ミルクの飲み方は以下です。
- 哺乳瓶に入れる
- 使い捨ての紙コップに入れる
- 紙パック液体ミルク用の乳首を利用する(紙パックのアイクレオ)
- ストローで飲む(紙パックのアイクレオ)
- 専用のアタッチメントで飲む(缶のらくらくミルク)
お湯や哺乳瓶を持っていかずともミルクを赤ちゃんの飲ませることができます。粉、キューブに比べて割高なので、災害用の備蓄や外出用など用途に分けてつかうとよいでしょう。
アイクレオ 赤ちゃんミルク
紙パックに入っている液体ミルクです。ストローで飲むこともできます。
ほほえみ らくらくミルク
こちらは缶の液体ミルクです。専用のアタッチメントを付けるだけで飲めます
まとめ
自宅では粉、外出時はキューブか液体ミルクを利用するのがおすすめです。