今は子供が小さいため仕事をセーブしている。
でもいつかは働きたい。
そう考えるママも多いのではないでしょうか?
子供は大きくなるとどんどんお金がかかります。
私も3人の子供がいるのでよくわかります。
赤ちゃんの時のミルクやオムツももちろん、大きくなるにつれて増える食費や被服費。
ご飯は毎食おかわり。靴はすぐにサイズアウト。
もちろん学費や習い事費用も子供の数だけかかります。
かなり切実です!(自分ごと)
働けるようになったらガッツリ働きたい!そう思った時、
将来にむけて資格をとった方がよいかな?と不安に思うこと、ありますよね。
そんな方に、現役で在宅プログラマーをしている私が、資格の勉強をするよりWebの勉強をした方がいい理由を教えます。
目次
就職に有利な資格は今から取りにくい
小学校入学後に復職するママ多し
幼稚園時代は仕事していなかったママ友も、小学校にあがると一気に働き出します。
そんな時期、すぐに就職できたママ友のほとんどが資格持ちでした。
特に薬剤師や看護師、介護士、保育士など学生時代に取得した資格を生かせる方はバンバン職を決めていました。
資格や経験がないママはパートへ
資格や専門職の経験がないママは飲食店やスーパーなどのパートの面接を受けていました。何度も落ちた。。なんて話も。
最終的にはどこかに決められた方がほとんどでしたが、やはり再就職はキビシイ印象です。
そして、思います。
近所のスーパやコンビニで働くことは、家庭を優先して働くママにはちょうどよい仕事ですよね。
でもでも、子どもの手が離れ始めた第2の人生。
どうせなら自分の力を発揮できる場所で働きたくはありませんか?
高時給で就職に有利な資格は今から取りにくい
薬剤師や看護師などは高時給なパートもありえる職種!
しかし、取得には学校に通う必要があります。
今からとるのはかなりきついですよね。。
今からとれる資格ってなんだろう?
主婦が今から取れる資格で人気なものは
- 日商簿記
- ファイナンシャルプランナー
- 医療事務、調剤薬局事務
など。
この資格をとると就きやすい職種は以下になります。
- 簿記・・・企業内で経理の仕事が多い
- ファイナンシャルプランナー・・・保険会社への勤務が多い
- 医療事務、調剤薬局事務・・・病院や薬局での仕事が多い
デスクワークや事務職というママにとっても働きやすい職場が多いので、
こんな職場で働けたらいいな!と思う方も多いかもしれません。
しかし、自分がいいなと思えるということは、同じように思うママも多いということ。
比較的とりやすい資格なため資格保持者も多いですし、なりたい人も多い、いわばパートの激選区!
資格をとったからといって確実に仕事につけるとは限りません。
資格や経験がない主婦はWeb(IT)の勉強をしよう
Web(IT)は高時給
- SE・プログラマ(WEB・スマホ系) 未経験2,349円 経験者2,444円
- WEBデザイナー 未経験1,699円 経験者1,969円
- 看護師・准看護師 未経験1,883円 経験者1,946円
- 一般事務・OA事務 未経験1,532円 経験者1,527円
(2020年1月のはたらこねっと調べ)
プログラマは未経験でも2,000円超え。
一般事務とくらべると800円くらいの差があります。
プログラマーであれば1時間で地方の最低時給くらいの差がありますよね
特に注目して欲しいのは経験者の時給。一般事務は時給が上がりにくですが、web系の職種はスキルがアップすればするほど、時給が上がる可能性があることがわかります。
どうせ勉強するなら、Webの勉強をした方が未経験でも時給が高いですし、将来の時給アップも期待できます。
WEB(IT)系って忙しいのでは?
でもITの業界って忙しいんでしょう?
そういうイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
はっきり言いましょう。
忙しいです!
そのため、主婦はWebデザイナーかプログラマのパート(アルバイト)勤務か時短の派遣を狙うべきです。
パートや派遣で就職すればその時間内だけの作業です。それはスーパーのパートでも同じですよね?
忙しいということは需要のある業界とも言えますよ。
だったら時給の高いWebデザイナーかプログラミングのバイトをする方がよくないですか?
育児と両立しやすい
成果主義な業界
基本的に成果主義なので、自分の仕事は自分でする必要があります。
そのため、子供の急な病気で休んだとしても仕事さえちゃんとやってくれたらいいよというスタンスのところが多いです。
シフト制の職場では自分が休むと誰かに交代してもらう必要があります。
回数が増えると肩身も狭くなってきますね。
周りに迷惑をかけることがストレスになってしまう。そんな気持ちに心当たりのある方は、子供が小さいうちはシフト制の仕事をやめたておいたほうが賢明です。
その点、Web業界は自分の仕事は自分でするというスタンス。リカバリするために従来の休みと交換したり、早出をしたりという努力も必要になるかもしれませんが、迷惑をかけてしまう可能性がシフト制に比べて少ないです。
柔軟な勤務が可能
子どもがインフルエンザに!そんな時は自分もしばらく休まなくてはいけませんよね。
Web系の仕事はパソコンがあれば作業ができます。
自宅で作業できる環境を用意する会社も多いです。
私も勤務時代、子供を横で寝かせながら自宅で作業することがありました。
また、納品日にさえ間に合えば、時間も柔軟に変更できる職場が多いです。
フレキシブルな勤務は子育てとの相性が抜群です。
在宅仕事にしやすい
病気などの緊急時だけではなく、ふだんから在宅勤務ができる開発会社も増えています。
在宅でできれば、通勤時間の制約もありません。
いずれ在宅で仕事をしたいというママにもオススメです。
Web(IT)系以外の就職にも有利
とは言っても
「Webデザイナーやプログラマって難しそうだし、デザイン会社や開発会社に就職はハードルが高いわ」
と思う方もいますよね。
そんな方はwebの勉強をして事務や総務の仕事へ進んでください!
Webを学べばパソコンができるという証明になる
事務職の求人で多いのが、
パソコンが利用できる方優遇
の文字。
プログラマーにwebデザイナー。確実にパソコンができる印象がありますよね!
勉強時代に作った作品をみせれば、さらにパソコンができる証明になるでしょう。
エクセルやワードを勉強した方がいいのでは?と思いますか?
事務職で使うくらいのエクセルやワードであれば、パソコンの基本使用方法さえ理解していれば、あとは1日くらい勉強すれば大丈夫!
職場では少しだけパソコンに詳しい人が求められている
前述したように、簿記を持つ人はたくさんいます。
しかし、Webの知識を持つ人はどうでしょうか?
私の幼稚園のママ友でもスマホは使うけれど、パソコンは使えない。。という方がほとんど。
スマホ時代の今、確実にパソコンを使える人が減っています!
そんな中、
ホームページの作成ができてそれを公開できる。
写真を撮ってキレイに加工し、自社の商品ブログを更新できる。
そんなスキルを持っている方が欲しい!けれども専門に雇うことはできない
そう思っている中小企業は本当に多いです。
事務職への応募時にこれらのスキルを書いてあげればマッチングする会社が確実にあります。
私がもし未経験だったらこのように勉強して、就職する
1、まずはHTMLとCSSの勉強をする
HTMLとはwebサイトを作る言語です。
CSSとはwebサイトの色や配置など、デザイン部分を記述するものです。
webデザイナーもweb系のプログラマーも利用する基本知識なので、これを勉強します。
学ぶにはパソコンさえあれば、特別なソフトなども必要ありません。
独学でも学べます。
スクールで学ぶ場合はwebデザイナー、プログラマーどちらを選んでもHTMLとCSSの講座があるはずです。
2、photoshopやillustratorというソフトの使い方を学ぶ
Photoshopは画像を編集するソフトです。
Illustratorはロゴなどをデザインするときに使うソフトです。
これらの基本操作を学びます。
デザイナーは利用してもプログラマでは利用しないのでは?と思うかもしれませんが、違います。
プログラマであってもデザイナーさんからもらったデータをシステムに落とす際に使用します。
知っていて損のない知識です。
4、PHPを勉強してみる
PHPとはWeb系のプログラミング言語の一つです。
当サイトもPHPを利用してブログを作っています。
(正確にはPHPを使ったwordpressというシステムを使っています)
先ほどCSSとHTMLでウェブサイトを作ることができるという話をしました。
PHPを使うと保存してあるデータ(このブログであれば記事のデータ)を自動でHTMLの形式に変換して出力できます。
プログラムは奥が深いです。やってもやってもこれでマスターした!という終わりはきません。
そのため、まずはwordpressでブログを立ち上げられる&なんとなくソースが読めるというくらいまで持っていきましょう。
プログラムは独学でも学べる
パソコンさえあれば独学で学ぶことができます。まずは難しい環境設定などがいらないProgateで勉強してみるとよいでしょう。
スクールでも学べる
最近はプログラミングを教えてくれるスクールもあります。
講師に添削してもらえるところ
HTMLやPHPプログラムは素人がつくると、ぱっと見きちんと動いているようにみえても、実はセキュリティ上の問題があったり、見えないエラーになったりしている場合があります。
職場で働きながら学べば、先輩から指摘してもらえる環境が自然にありますね。しかし、独学で学ぶと自分が書いたものが正しいのか間違っているのかわかりませんよね。動作だけではなく、自分が書いた中身を講師がきちんと添削してくれるシステムのあるスクールを選ぶようにしてください。
就職サポートのあるところ
ともあれ、主婦の再就職はキビシイです。そんなとき、一緒に就職活動をしてもらえるパートナーがいたら心強いですよね。スクールの場合はその方面の業界に詳しいですし、初めから就職のコネを持っている場合もあります。これを利用しない手はありません。
4、これまでの知識を集めてブログを立ち上げる
これまでの知識を使いブログを立ち上げます。
決してアメブロなど誰でも開始できるブログでやってはいけません。サーバーを借りてwordpressを使いブログを立ち上げます。
そこで自分がこれまで勉強したこと、作ったものを公開していきます。技術的につたない内容でもかまいません。
IT会社側は未経験者がすぐに戦力にならないことを知っています。
未経験者採用ではこれから伸びることが期待される人を重視します。
そんな人かというと、自分で勉強しそれを発信できる人です。そのような人物であるということをここでアピールします。
5、自分の作品やブログを見せられる状態にして求職活動をする
webデザイナーやプログラマーをめざす時
- デザイン会社
- システム開発会社
のアルバイトで応募してください。
忙しい業界なので主婦はまず時短勤務が可能な求人で探すことをオススメします。
事務職を目指す時
通販サイトやブログなどITを活用している企業を選んで応募してください。
そして面談の際にそれらのサイト運用ができるということをアピールします。
IT企業でも開発ではなく事務職を募集している場合があります。
そのようなところは中小企業であれば特にITにあかるい事務員さんを欲しています!
なぜなら、
開発まではできなくても、テキスト修正くらいはしてほしい
と考える企業があるからです。
同じ条件であれば確実にITに詳しい方が採用されます。
まとめ
私自身は
- 基本を独学で学ぶ
- 未経験枠で開発会社に入社
- 退社後フリーランス
という順をおっています。
私が入社した頃はWebをしっかり学べる講座はほとんどありませんでしたが、今は就職までサポートしてくれるスクールもあります。未経験でもIT業界へ踏み出せる環境が整ってきたといえますね。