夏祭りに行くと、子どもたちが必ずやりたがるのが金魚すくい
ただ、うまくすくえなかったり、すくってきてもうまく飼育できなかったり。すくってきたままバケツにいれておいて、そのまま。。なんて経験もあるのでは?
今回は金魚すくいのコツとすくった当日にすることを教えます。
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目次
すくい方のコツ
ポイの裏と表を見分ける
紙の貼ってあるほうが表です。こちらを上側にしてすくってください。裏側は破れやすくなります。
初めにポイの全体をぬらす
乾いているほう場所が多いほうがいいかな?と一部だけぬらしてしますと、逆に境目が破れやすくなってしまいます。まずは一気に全体をぬらすようにしましょう。
水への出し入れは斜めにする
平行にいれると、紙への圧力がかかりやぶれやすくなってしまうので、斜めに出し入れをするよにしましょう。
水中では平行に動かす
出し入れとは逆に、水中では平行にして静かに動かすようにします。
金魚を追いかけない
すくうことに夢中になり、あちこちへ動かしてしまいがちですが、じっと待ってみてください。自分届く範囲内にきた金魚に狙いをさだめましょう。
小さめを狙う
デメキンは欲しいですよね〜!でもデメキンはポイを破るためにいます。まずは小さめの金魚を狙ってみてください。
水面の金魚を狙う
なるべく水面にいる金魚をねらいましょう。深い場所にいる金魚はすくい上げる時に圧力がかかってしまいます。なるべく水をすくわないというのがポイントです。
頭だけのせる
しっぽをバタバタさせるとその衝撃で紙がやぶれてしまいます。斜めにしながら頭の部分をひっかけるようにしてすくってください。
カップには水をいれてポイの近くに
せっかくすくってもカップが遠いと運ぶまでに落としたり、ポイが破れたりしてしまいます。特に子どもはすくうことに夢中になりすぎて、カップの存在を忘れてしまいます。しっかりポイの近くにカップをスタンバイさせておきましょう。
すくった金魚を長持ちさせるには?
金魚は基本元気な魚
よく金魚すくいにいる”和金”という金魚は本来はとても丈夫。上手に買ってあげたら10年は生きることも。せっかくなので大切に飼ってあげたいですね。
すくうのがわかっている場合は、前もってバケツに水を汲みおき
すくってきた金魚が次の日には・・・という経験は誰しもあるところ。原因の一つにカルキ抜きをしていない水道水を使ってしまうことがあげられます。金魚はカルキが苦手。バケツに水を汲みおきしておき、カルキを抜きましょう。
もし準備ができなかった場合は、カルキ抜きがホームセンターに売っているので、準備してみてください。
また、お家の水道に浄水器がある場合はその水もよいですよ。
水合わせをする
水の温度がかわりると、金魚が弱ってしまいます。
- 金魚を持って帰った袋のままバケツに浮かばせます。(30分〜1時間)
- バケツの水を袋に少しいれます。(5分ごと5回程度行います)
- バケツに金魚だけをうつします。もともと袋に入っていた水はすてます。
これで水合わせは完了
初日は餌をあげない
実は金魚は餌がなくてもしばらく平気。逆に餌をあげると、残った餌やフンで水質が一気に悪化してしまいます。
まずは餌をあげず様子をみて、数日後から少しずつ餌をあげてみてください。
水槽がない場合はその間に用意してあげましょう。
釣ったらすぐ帰る
小さな袋に入れっぱなして、あちこち動き回ると、金魚は急激に弱ってしまいます。
金魚すくいはお祭りの最後にして釣ったらすぐに帰るようにしましょう。
あらかじめ「釣ったら帰るよ」ということをお子さんに伝えておくとよいですよ。
まとめ
うちも先日すくった金魚が、去年にすくった金魚と一緒に元気に泳いでいます。
生き物の飼育は水かえやエサやりなど子ども達のお手伝いのきっかけにもなります。すくうだけではなく生き物を大切にする心も育んでいきたいですね。