ねんね時の赤ちゃんに適した運動場所を知っていますか?
それは、お腹の中でも過ごしていた、水の中。
足を動かし体を進めたり、バシャバシャと水しぶきをあげたり。
まだ、外ではできない運動を水の中ではすることができるのです。
そこで、水の中で運動させるために開発されたのが、赤ちゃん用の首につける浮き輪、
スイマーバ
です。
お腹の中でもこんな風に泳いでいたのかな?という楽しい想像ができますよ。
目次
スイマーバでエクササイズ
スイマーバはイギリスで、赤ちゃんの初めてのエクササイズ用に開発されました。
赤ちゃんの首に浮き輪をつけ、水に浮かべると、初めは浮いているだけの赤ちゃんが、手足をバタバタさせたり、水の中を歩いたりします。
お腹の中の感覚を忘れないうちに水中での運動を行うことは、水への抵抗感や恐怖心を減らす効果も。
水の中は全身運動になるので
スイマーバのメリットは?
全身運動ができる
ねんね期の赤ちゃんに無理なく全身運動が行えます。
また、水中でのバランス感覚も養えます。
寝つきが良くなる
大人でも水の中で動くと程よい疲労感がありますよね。
まだ小さな赤ちゃんにとっても、それは同様。
また、水の中に浮くことでのリラックス効果も手伝い、寝つきがよくなる赤ちゃんもいるそうです。
実際に我が家も以前は、お風呂にいれてもその後はそのまま起きていることが多かったのですが、スイマーバを使用するとお風呂上りにしばらく眠るようになりました。
浮いてる姿に癒される
ただでさえぷっくりしたほっぺが、浮き輪の効果でより強調され、さらなるぷっくりに。
ニコニコ楽しんでいる笑顔も、不思議そうに漂っている姿もどちらも可愛い!
親がとーっても、癒されます。
我が家の姉や兄も「浮き輪姿かわいい!!」ととっても目を輝かせています。
少し面倒なお風呂入れも、楽しくなりますよ。
何がついてくる?
- スイマーバ本体
- 空気入れ
- 説明書
- 浴室用ステッカー
- 保管用の袋
が届きました。
スイマーバは大きさが2種類あり、今回はレギュラーサイズを購入しましたが、スイマーバ自体は、思っていたより大きな浮き輪でした。
サイズはどちらを選ぶ?
スイマーバには
レギュラーサイズ
プチサイズ
の2種類があります。
レギュラーサイズとプチサイズの違いは首回りの長さで、レギュラーは29cm、プチは26cmになります。
どちらも対象は
生後18ヵ月以下で体重は11Kgまで
と同じになります。
したがって、レギュラーだから長く使える、というものではありません。
小さく生まれたり、顔やあごが小さめでレギュラーのスイマーバにあごがのらない赤ちゃんはプチを購入すると良いと思います。
うちは3000gほどで生まれた赤ちゃんが2ヶ月の時にレギュラーサイズを購入しましたが、すぐに使用できました。
使い方
1、空気を入れて浮き輪自体の安全確認
(1)上下2箇所にある空気栓から空気をいれます。上側から下側の順にいれてください。
外周にシワが少し残るくらいを目安にしっかりといれます。
少ない空気量での使用は危険です。初回もちろん、何度も使用するうちに自然に抜ける場合もあるので、使用毎にチェックをしましょう。
(2)空気が入ったら空気栓を本体内部にしっかり差し込みます。けっこう、力が必要でした。
(3)水の中に60秒間沈めて、空気漏れがないか確認します。こちらも使用毎に必ずチェックしましょう。
2、水に入れる前に試着
(1)スイマーバを両手で広げ、顔側のあご下部分に優しくつけます。腰がすわる前の赤ちゃんの場合、大人一人がささえ、もう一人がスイマーバをつけます。
腰がすわってからは、おすわりをさせて、大人が装着してあげます。
(2)首の後ろで上下の各ベルトをカチリと留めます。
(3)スイマーバの”あごのせエリア”にあごがのっているか、頭が支えられているかを確認します。
この時、必ず開口部が頭側、Swimavaのロゴが顔側(あごの下)にしてください。
※スイマーバにあごが乗らない場合は、のるように成長するまで使用を控えてください。口元が水面に浸かったり、体が抜け落ちるおそれがあります。
(4)乗った場合、首とスイマーバの間に大人の指2本分のゆとりがあるか確認します。
※首回りに大人の指2本分のゆとりがない場合は、ご使用をやめてください。
3、浴槽の準備
水温は35度±2度の範囲を目安調整します
我が家で行う場合は、浴室の暖房を入れた上で、水温を35〜36度程度にして行っています。
遊んだ後はスイマーバを外し体を洗い、最後にお風呂を追い炊きして、身体を温めてからあがっています。
お風呂と同じ温度で運動をするとのぼせてしまう心配もあるので、適温をまもってあげましょう。
水深は赤ちゃんが足を伸ばしてちょうど底につくぐらいに調整します
水深が深すぎる場合も危険ですが、逆に浅すぎると赤ちゃんがキックでひっくり返ってしまう場合もあります。
足が底につく程度の水深を保つようにしましょう。
4、いれてみる
食後は避けて、2と同様の手順で装着します。
お湯の栓がしっかりしまっていることを確認し、大人と一緒にはいります。
なお、使用中も常に首がしまりすぎていないか確認しましょう。赤ちゃんはどんどん大きくなるため、気づかないうちに首が苦しくなっていることもあるかもしれません。
最後、外す時も腰すわり前の赤ちゃんは大人二人で行いましょう。
スイバーマの開口部を開くのは、結構力がいるので、片手や子どもの力では難しいです。
詳しくは付属の説明書をご覧くださいね!
事故について
悲しいことですが、スイマーバを使った事故もいくつか報告されています。
ただ、それらのほとんどは大人が目を離してしまったことから起こっているようです。
スイマーバを実際に使用してみて感じたことは、
これは、使用中は一瞬も目を離してはいけないものだ
ということでした。
私が使用するときは、浮かばせながらもお尻や背中のあたりに手をスタンバイさせて、ひっくりかえってもすぐに対処できるようにしています。
顔もなるべくこちらに向かせ、常に鼻と口が水に浸かっていないか確認しています。
それは、スイマーバはとても可愛く楽しいものですが、一瞬の気の緩みが事故を起こしてしまうだろうな、と感じるものでもあるからです。
忙しい育児の中、ご機嫌で遊んでいるので、少しだけでも、と目を離したくなる気持ちもわかります。上のお子さんに少し見ていてね、とお願いしたくなる気持ちも大変わかります。
それでも、水の事故は一瞬で大変なものを失いかねません。
絶対に、大人が一緒に浴槽に入って、一緒に遊んであげてくださいね。
実際に使ってみて
1日目
ただただキョトンと浮いていました。苦しそうとか嫌そうという感じはありませんでした。
この日は特に寝つきはかわりませんでした。
2日目
足をばちゃばちゃしたり、床をキックしたりと動きを見せはじめました。
お風呂からあがって少しすると、ぐっすり寝ました。
3日目
つけると、楽しそうにカエル泳ぎをするようになりました!成長!
笑顔もみられ、自由に身体を動かすのが楽しそうでした。買ってよかった〜
この日もお風呂からあがって少しすると、5時間ほどぐっすり寝ました。
ビタット付きもあるよ。
まとめ
赤ちゃんの運動にもなるし、親も楽しいスイマーバ。
使用方法をきちんとまもり、楽しくしようしてみてくださいね。